電気工事士二種、筆記試験/技術士資格へ……

 毎年、6月と10月に行われます電気工事士二種試験。

電気工事士というのは、家庭のコンセントだとか電灯だとかの電気回路の設置工事などを行うのに必要になるもので、電気理論や配線についての筆記試験、実際に配線作業を行う実技試験を受けることでとれる国家資格です。

 さて、わたくし4月に大学に入学しまして、電車内での暇つぶしにちょうどいいかと受験を思い立ち(電車だけで毎日3時間もあるのです)、一番日程の近かった先日6月4日、インテックス大阪にて筆記試験を受験してまいりました。

 前日までまあまあビビってましたが、結果的には危なげなく合格いたしました(自己採点だけど)。受験番号を書き間違えるだとか、マークずらしてるだとか、そういう凡ミスさえなければ来月7月末に行われる実技試験へと進むことができます。ちなみに、ちょいちょい屋内配線をいじる機会があったので、作業自体は全くの素人よりはできます。

 

 ということで、電気工事士の勉強は一区切りいたしまして、膨大な時間を何に使うか悩んだのですが、新しく違う資格を目指すことにしました。その目指す資格というのが、「技術士補」です。

 技術士補、というのは、技術士の前段階であります……。

といっても技術士自体が土木分野以外ではあまり知られていない現状なので、軽く説明いたしますと、エンジニアにとって最も権威のある国家資格です。長年実務を積むことでしか受験すらできず、高難易度であることからも工学系の国家資格の中でも別格と言えます。

こんな試験なのですが、技術士試験には一次試験と二次試験が存在しまして、一次試験を合格し登録することで名乗ることができるのが「技術士補」になります。一次試験の方には実務経験の制限はなく、だれでも受験することができます。内容は大学で学ぶ工学の基礎知識であるので、1年坊やが受験するにはかなり難しい試験ではありますが、どうせ暇なので(爆)、目指してみようと思いました。たとえ不合格でも、見据えている他大学編入や大学院進学への勉強になりますから、損にはなりません。やると決めたからにはやります。

ということで、まだまだ気を抜かずに勉強頑張ります。